■ファイル共有ソフト裁判
「ファイル共有ソフト」というものをご存知でしょうか。
インターネットを介してファイルを1対1でやりとりするP2Pという仕組みを利用したパソコン用のソフトウェアです。
残念ながらどうも良くない利用のされ方が多く、違法な扱われ方をされがちなソフトなのですが、実際にそのソフトの製作者が訴えられている裁判の2審判決が、10/8にありました。
1審では有罪の判決を受けていた被告ですが、2審では一転して無罪判決を受けています。
[yahoo!ニュース:ウィニー開発者に逆転無罪...「著作権侵害の意図なし」]
裁判の焦点は、製作者が違法な使い方をさせたかったかそうでないか、という一点に絞られているようです。
私としてはソフトをどう使うかは完全に使う人に委ねられている問題だとは思うのですが、
インターネットの性質上、使う人がどういう人か限ることが非常に難しいため、こういう警鐘を鳴らすような意味での裁判にかかるのも仕方がないことだとも思います。
「こういう使い方をしたら逮捕されますよ」的なやり方は、本来教育の場で行われるべきなんでしょうが、学校や家庭でこういう著作権的な問題について触れることはほとんどないですしねえ・・・。
みなさんはくれぐれも、違法なファイル共有に手を出さないように気をつけてください。
特に善悪の区別がついていない子供には、絶対手を出させないようにしてくださいね。
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